Unity製ノベルゲーム制作キット。iphone・Android アプリ化対応。

Live2Dのモデルを画面に表示させよう

Live2Dのモデルをゲーム画面に登場させよう

Live2Dとは

Live2Dは2次元の画像を滑らかにアニメーションさせることができる技術です。
ジョーカースクリプトではこの技術をサポートしているので、簡単にゲームに登場させる事ができます。



Live2Dのゲームデモ

Live2Dは個人や小規模事業者であれば無料で使用することができるライセンスがあります。
ぜひ、試してみてください

Live2Dを使うための準備


(注)Live2Dを使うためにはジョーカースクリプト 0.2.0以上が必要です

まず、ジョーカースクリプト用のLive2Dプラグインを入手します。
以下のURLからダウンロードして、ジョーカースクリプトのプロジェクトにimportしてください。

http://jokerscript.jp/download/plugins/live2d_for_joker_plugin_031.zip

【重要】
importする前に、以下の2つのファイルをプロジェクトから削除してからインポートして下さい。
・JOKER/Scripts/Novel/Components/Live2dComponent
・JOKER/Scripts/Novel/ObjectSet/Live2dObject

この2つのファイルは最初からJOKERSCRIPTに含まれており、importで置き換える必要があります。


次に、Live2Dのページから開発キットを入手します。

http://www.live2d.com/products/cubism_sdk

利用規約に同意した上で、SDKダウンロードページヘ移動してください。

そこから Unity 用のSDKをダウンロードして解凍します。
解凍したフォルダの中のlib/Live2DUnity.dll ファイルをUnityプロジェクトにドラッグ&ドロップで追加します。

追加先はJOKER_GAME/live2d/Resources/ に配置してください



(注)Cubism Unity SDK 2.1以降をご利用の場合は以下も参照

Cubism Unity SDK 2.1からはシェーダーファイルが外部に配置する方式に変更になりました。
そのため、Live2DUnity.dllと共にシェーダーファイルも配置してやる必要があります。
具体的にはLive2DUnity.dllと同じ階層にあるResoucesフォルダもプロジェクトにインポートして下さい。




Live2Dモデルをインポートする

それでは、ゲームに登場させるLive2Dモデルを準備しましょう
今回はLive2D公式サイトで配布されているデータを使って試してみたいと思います。

http://sites.cybernoids.jp/cubism2/samples

魅力的なデータが並んでいますが、今回は「ハル」というモデルを使ってみたいと思います。

ダウンロードボタンを押してください



ダウンロードしたファイルを解凍し、中に「runtime」というフォルダがあると思います。

このフォルダを「runtime」から「haru」という名前に変更してください
(フォルダの中にある「◯◯.model.json」ファイルと同じ名前にする)

次に、最初に解凍したプラグインの中にある変換ツールを起動してください。
Windows用、Mac用 に分かれていますので、ご利用の環境によって使い分けてください

フォルダの中にあるlive2d_to_unity.exeをダブルクリックで起動してください。
そして、先ほど名前を変更した「haru」フォルダをドラッグ&ドロップします



変換が成功すると、自動的にフォルダが開きますので
変換された「haru」フォルダをUnityにドラッグ&ドロップで追加してください

追加先は先ほどと同様にJOKER_GAME/live2d/Resources/ に配置してください。



さて、あと一息です。

まず、JOKER_GAME/live2D/Resourcesフォルダにある「Live2DModelPrefab」をヒエラルキーにドラッグ&ドロップで追加してください。



この時、新しくヒエラルキーに作成されたオブジェクト名を「haru」と変更しておきます。

そして、左側のヒエラルキーの「haru」が選択された状態で 変換したフォルダの中にあるharu.modelをドラッグ&ドロップでModel Jsonに配置します。



最後にヒエラルキーから haru をドラッグ&ドロップでJOKER_GAME/live2D/Resources/ へもって行き、プレハブ化します。
ヒエラルキーに残った haru は削除しておいてください。



以上でLive2Dモデルを使う準備は整いました。
シナリオで以下のスクリプトを記述してください。


[live2d_new name="haru" storage="haru"]
[live2d_show name="haru" ]


ゲームを開始してみましょう。
モデルが画面に表示されましたね。



モーションを再生させてみよう

Live2Dのモーションも、ジョーカースクリプトなら好きなタイミングで簡単に制御することができます。
motions フォルダの下にあるモーションファイル名を好きに指定してみてください

[live2d_motion name="haru" storage="haru_m_02.mtn"]



タグの位置でモーションが再生されましたね?簡単です!

この他にもキャラクターを退場させたり、アニメーションさせるなど、多彩なタグが用意されています。
詳しくはタグリファレンスなどを参考にしてください。